とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

アスパラ栽培

アスパラの栽培をやめることにした

栽培を始めて5年。面積を約2反に拡大をして4年。どうしても露地アスパラの難病( 茎枯病 )に勝つことが出来なかった。 栽培を始めて2年目は調子が良く、これならいけるかもしれないという兆しがあったが、翌年、翌々年と病気の発生を抑えることが出来なかった…

寒さも増して来た

10月11月はあっという間に過ぎていく。夏の暑さでは作業のしんどさはあるけれども、その疲れを引きずっての11月がピークで忙しいと、こちらに来てからは感じるようになった。一週間が過ぎる速さが尋常でないほど早く感じて、あれもこれも「やってねえぇ〜」…

農繁期

農繁期。 5月下旬。田植えは昨年よりも一週間早くすることにした。昨年は日本晴を作付けしたけれども、今年は鳥取生まれの品種「きぬむすめ」にしてみた。味の特徴としては、コシヒカリ並みの食味で、粒はコシヒカリよりもしっかりめ。冷めても味が落ちにく…

穀雨

ひさびさに雨が降った。この時期の雨は「穀雨」と呼ぶらしく、まさにカラカラだった畑に恵みの雨が降り注いだ。暑い日が続き、畑作業は進むけれども、身体が少ししんどくなって来たし、家の片付けのしないといけない頃だったので、ありがたく休むことにした…

山のうえのアスパラ販売始めます

今年のアスパラの販売を始めました。昨年同様「山のうえのアスパラ」として、直売所などで販売を行います。 今年は春が来るのが早く暖かい日が続いたので、もう少し早い収穫が始まるかと思いましたが、大雪のあった昨年と同じくらい時期になりました。 細か…

春芽が萌えてきた

こつこつとアスパラの畑を仕上げていく。 先週は友人の太一が来てくれて、培土や稲藁敷き、防草シート張りを手伝ってくれた。人手が欲しいな、、というときに突然に来てくれる。ワーキングホリデーならぬワーキングをしに来た。本当にすごい男だ。 2人で作業…

アスパラ畑はじまる

先週からアスパラ畑の作業が始まった。土からにょきにょきと出て来るまでにやることがたくさんある。昨年は病気が出て、早枯れをしてしまったから不安なことは多い。それでも、この春にちゃんと出てきてくれよ。と思いながら。 冬に焼却などをして雑草の処理…

最近のこと

夏本番といったところで、直売所にもたくさんの野菜が並んできた。市場の人とも話したところ、最近はアスパラの売れ行きが伸び悩んでいるらしい。実際に僕のアスパラも売れ行きが以前のようではなくなってきた。ボリュームか?値段か?品質か?なんて考えた…

アスパラの出荷を再開しました

アスパラの株疲れで扁平のものが増えてしまったので出荷を停止しておりましたが、直売所への出荷を再開しました。 ごめんなぁ、、と思いながら、草取り、茎の整理,施肥などでだいぶまん丸に戻って来てくれた。肥料は即効性を見込んで化成と醗酵鶏糞。鶏糞は…

少しだけアスパラの販売をお休み

アスパラの販売を少しの間お休みします。 順調だった様に思えたけれど、先週の日曜の夕方収穫したものが、茎がぺたっとした、いわゆる「扁平 ( へんぺい ) 」のアスパラばかりだった。その日は特別暑かったので、急な暑さが原因かもしれないと思ったけれど、…

田植えも終わり

田植えが終わり少しほっとした。20代最後の日に、鳥取の山中で田植えをしているなんて。なかなか悪く無い人生だと思った。 何年か使われていなかった田んぼをお借りして、かつ自分にとって初めてのこと。今年は本当に大変だったけれども、来年からはだいぶ楽…

春の収穫終わり

アスパラの春芽の収穫を終わらせて、立茎 ( りっけい ) の作業へと移る。 基本的には3,4本を親株にして伸ばして、葉っぱをぶわぁーと開かせて養分をたくさん作ってもらう作業。葉っぱが綺麗に枯れて蓄えた養分を根っこに行かせるまで、病気や虫から守ってや…

山のうえのアスパラ

" 山のうえのアスパラ " は鳥取県鳥取市南部の、佐治町 ( さじちょう ) の飯盛山 ( いいもりやま ) という山にある畑で育てています。佐治町は人口が2000人を切り、日本一人口の少ない鳥取県でも最も人口の少ない地域です。日本一星空が綺麗な場所とも言われ…

出荷生活が始まって

ついにアスパラの収穫が始まり、出荷を始めた。朝5時半位から収穫をして、家に持ち帰り調整、選別、出荷という作業を朝のバタバタと共に行うのはなかなか大変だけれども、こればかりは家族で慣れていくしかない。勤めに出ている妻も、ラベル貼りをしてくれた…

直売所での販売を始めました

本日より直売所での出荷を始めました。初出荷! 手始めにごく少量ですが、“ 山のうえのアスパラ “と銘打って、鳥取市河原町の道の駅かわはら内、直売所「夢菜館」さんにて販売をさせて戴いてます。 直売所のものは、その名の通り一番流通が早く、鮮度の良い…

ここまで来た

今日の作業は朝仕事と午前中の少しの時間のみ。 朝仕事の前には朝6時から、集落の神社の清掃を行った。 堆肥撒きは3年目に入ったアスパラの畝に取り掛かる。まずは除草作業をすることにした。昨年、雨が多かった為か表土が固くなってしまっていたので中耕も…

堆肥を撒く

本当は冬にやるべきだった、アスパラの畝に堆肥マルチを敷く。春肥ということにして、鶏糞焼却灰を撒いてから、その上に有機資材のアグリキャップ1号を撒く。 以前、お会いをしたアスパラ農家さんも「肥料を撒いてから堆肥マルチ!」と 強調をしていたので、…

春の農作業スタート

ここ最近の暖かさで、すっかり山のアスパラ畑の雪が消えた。日陰になっているところは、まだ少しだけ雪が残っているけれど、ようやく作業に入り始めた。 コンパネで作った堆肥箱の中身を確認してみると、落ち葉の方は白いカビがびっちり生えていて良い感じ。…

秋がはじまる

9月に入った。夏はあっという間。 8月には毎週末に集落のことがあったけれど、なんだかすごく前の事の様に感じる。 アスパラには最後の追肥。鶏糞焼却灰を撒いてから1週間開けて、きのこの廃菌床+油かす+モミガラを混ぜて積んで発酵させておいたものを撒いた…

草との戦い

朝出ようと思ったら、久しぶりの雨がざーざーと降ってきた。 ここ最近は猛暑の晴れ続きで嬉しい雨だった。雨が降ったら仕方ないな。ということで収穫だけにして、ちょっと休めるのも嬉しい。もちろんこの時期は毎日の作業なのだけれども、どこかでセーブしな…

毎日アスパラ

毎日毎日アスパラの世話が続く。今年の苗はやっとのことで定植が終わった。全部で約3300株になった。どんな景色を見る事が出来るか楽しみ。 畝を作る際に溝を掘って牛糞堆肥を埋めるのだけれど、ざっと計算をしてみたら、一輪車 ( 猫車 ) で400往復以上牛糞…

梅雨の合間の

アスパラ畑はようやく形になって来た。 こうやって遠くから見ると、なかなか良いもの。軽トラで畑に入れる様に地を固めて通路を作ったら、作業がとても楽になった。 アスパラは植えたら基本10年以上は動かせなくなるので、レイアウトを考えてどんな風に畑を…

えひめAI-2を作ってみた

以前から気になっていた、えひめAI-2を作ってみた。試しにと500mlペットボトルで5本。 えひめAIとは↓ 環境浄化微生物(えひめAI-1・えひめAI-2) - 鬼北町ホームページ 現代農業によれば、アスパラの防除用には納豆を多めに入れるのが良いと書いてあったけれ…

晴耕雨読とは言うけれど

晴耕雨読とは言うけれど、そうも言っていられない。少しくらいの雨ならば、土をいじらずに出来ることを。 小雨の降る中、立茎を開始させたアスパラに、倒体防止用のフラワーネットを設置。 昨年の冬の作業が間に合わずに、ネットを畑に置きっぱなしにしてし…

何をやっても大変だ

文字の如く「猛暑」な日が続きます。 はたちを過ぎてから、一番肌が焼けているのではないでしょうか。前年比の約3倍以上です。 思えば、去年の夏は雨ばかりだったので比べられるものではないのですが、これが鳥取の夏なのかもしれません。 畑での作業はなる…