とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

山椒仕事をしましたよ

6月、こちらに来た頃にお願いしていた山椒、忘れた頃におばちゃんが職場まで届けてくれました。
生の山椒といえば毎年買っていたもので、ちりめん山椒を作ったり、ぬか床に入れたりとこの時期に欠かせないものになっていました。
そこらに山椒の木があるのですが、実がなるものとならないものがあるので、実のなる木を所有しているおばちゃんにお願いしたという次第です。山椒には雄雌があるのです。

最初はこんな感じ。赤色も鮮やかです。

 

とはいえ青い山椒の時期はもう終わり、初めて見る、熟して真っ赤な山椒。調べて見ると、これを乾燥させて外皮を粉山椒に出来るとのこと。
というわけで、一週間程乾燥をさせてみると、どす黒くなり割れて、種が出て来ました。


自然の神秘!

 

これを枝から外して、外皮と種に分けていく作業をします。
これだけの量でも2時間近くかかってしまいました。なかなかな作業。 種は救心みたい。

 
外皮は湿気ないように保存して、使いたいときにすり鉢ですって粉山椒にします。麻婆とかに入れたら最高です。
種は芽が出たらラッキー位な気持ちで植えてみました。余った種は、時期をずらして春植えも試してみようと思います。冷凍用のジップロックに入れて、冷蔵庫で保管しました。

種まき時期を調べてみても、今の時期だったり、春植えだったりよくわからないので、とりあえず植えてみようと。自然の世界で考えれば、今の時期に種が落ちていくわけだから、間違いではないのではないでしょうか。

 


ポットひとつに3~4粒入れて、土は腐葉土などが入っている花用の土が余っていたので使用しました。自生している山の環境を考えたら、湿った環境が良いのかなと。

表面が乾燥しないように、籾殻をかけて完成。
上手くいけば畑に移植して、山椒取り放題ですね。こりゃやりましたね。