とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

東京へ初帰省をして来ました

良い方向に向かう気がしない改修
明倫でのお手伝いを終えた足で、妻が東京の友達の結婚式に出席をするとのことで、便乗して東京へ行って来ました。
東京へ帰るのは、佐治に引っ越して来てから初めてのこと。
 

スカイマークも無くなり、夜行バスも1本減り、東京ー鳥取への格安の道が塞がれ始めたのを感じます。

 
まずは高円寺の働いていた米屋に行き、預かっていたお米のサンプルを渡し、コンディションを整え、携帯の充電に成功。
 
写真がブレる
 
その後、これまた働いていた南池袋ミュージックオルグへ。今年で閉店が決まってしまうことが決定したのですが、僕はここに関わる事が出来た事を誇りに思います。
PAのばばちゃん話しながら、店長ミヤジ氏と、友達の三浦君を待つ。
 
その後、三浦君と錦糸町のどうしようもない居酒屋でくだを巻き、健全な時間に実家に帰省。
酒を飲んで帰れるのは、東京の良いところです。
 
なぜブレる
翌日は、気になっていた近所の神社を覗く。普通の神社でした。
東京野菜促成栽培の発祥地みたいなので、栽培中の亀戸大根が良く育つようにお願い。

 

 
駅に向かう途中で、高校時代から長いこと働いていた酒屋を覗くと、当時から働いているおばちゃんに会えた。結婚したことと、鳥取の山奥に住んでいることを報告。
 
地元もどんどん開発されて行きます。下町情緒はどこへいったのでしょうか。
今や下町ではない、武蔵野台地にどっしりと構えている高円寺や谷中なんかが、メディアでは下町なんて言われてるのは心苦しい。
 
 
東西線の南砂町から東京メトロに乗り、根津のタナカホンヤに油を売りに行く。
 
先日、神保町で会ったイベントで、湯梨浜にある汽水空港のモリ君と仲良くなったみたいで、なんだか嬉しい。タナカさんは鳥取にいそうな雰囲気のある人だなとつくづく思う。
 
新宿で京王線に乗り換えて、4年間暮らしていた下高井戸へ。珈琲豆を購入。
街並みはあまり変わらず、なんだかほっとしました。相変わらず良い街だなと思います。下高井戸。
 
新宿のブックオフで「思想地図」を購入し、妻と合流。早く鳥取に帰りたくなる。
鳥取には無い、鳥貴族で一杯引っ掛けようとするが、満席で断念。キャッチの兄ちゃんから、鳥貴族に入れなくて、他のお店に流れる人を「流れ貴族」と言うことを教えてもらいました。
 
バスの出る浜松町に移動し、ご飯を食べて帰路へ。
 
こうして、初帰省は幕を閉じました。
次は年末に帰ります。年明け1日の、集落の総会や、伝統の綱引きには参加したいですしね。
 
 
東京に生まれて、27年も住んでいた訳だから、大きな驚きも感動もありませんでしたが、あまりの人の多さにゲンナリしてしまう自分がいました。
 
電車一本で、佐治の人口以上の人が運ばれていると考えると、僕はその中のひとりの人間として、きちんと成立をしているのかわからなくなる感覚に陥りました。
 
鳥取には、(古)本屋もあるし、イカしたCD屋もあるし、宅急便だって普通に届く。特に生活で不便をすることも、今のところは無いですし、人が少ないからこそ、ひとりひとりの力が大切になる今の場所で暮らしていることが楽しいです。
 
これからここでの生活を、もっともっと楽しくしていけるな。と思える初帰省でした。