とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

秋がはじまる


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9月に入った。夏はあっという間。
8月には毎週末に集落のことがあったけれど、なんだかすごく前の事の様に感じる。
 
アスパラには最後の追肥。鶏糞焼却灰を撒いてから1週間開けて、きのこの廃菌床+油かす+モミガラを混ぜて積んで発酵させておいたものを撒いた。
先週くらいはスリップス( アザミウマ)の被害が多いし、収量も減って来たのでそろそろ終わりかなぁと思っていたが、今週に入ってから綺麗なアスパラが出始めた。( 肥料と草取りのおかげ?)
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1ヶ月間ずっと草取りをしている。農業の半分以上は草取りなのかも。たまにしんどいときに友人に突然電話してみたりする。「今、草とっているんだよ」と電話する。
刈り取った草を通路に敷いて、新たに生えてくる草を抑制する草マルチ。綺麗にキマると清々しい気分になれる。
 

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隅に少しだけ植えている里芋とねぎ。

昨年のねぎあげるキャンペーンでねぎを送った北海道の水産加工場の人達が、今年もねぎを楽しみにしているという。( 昨年はお返しにと、魚の加工品の詰め合わせを頂いてしまった )

そんな声を聞くと、頑張って作ろうという気持ちにさせてくれる。

 

 

タケムラさんも僕もお互いの仕事が少し落ち着いて来たので、どぶろくの製造も再開した。まずは麹造りから。

この麹を使って、明日からどぶろくの仕込みを行う。最初の頃に比べれば、要領も良くなってきたし、仕組みもわかってきた。

 

町では梨の収穫も始まった。

昨年から佐治町の選果場が無くなってしまい、この時期の活気がなくなってしまったことは少し悲しい。

あそこで働く町の人達や、子ども達が遊んでわいわいとしている風景がとても良かったのに。