とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

民泊受け入れ

大阪の中学生女子4人が、民泊でうちに泊まりに来た。

 

最近は修学旅行をこういった田舎にして、民泊や田舎体験をさせる「教育旅行」とさせる学校が増えてきているみたい。今年から佐治町を含め、鳥取東部の河原町、智頭町、関金町と共に、大阪の中学校を受け入れることになった。

中学生ならディズニーランドにでも行きたいよぁ。とかも思うけれども、せっかくの修学旅行なので良い思い出にして帰ってもらえればと思う。

 

畑で新じゃがをちょろっと掘って帰ろうかと思ったところ、それがすごい楽しかったみたいで、手を真っ黒にしながら、素手でガシガシと大量のいもを掘り起こしていた。みんなでいもを掘るという行為は楽しい。

まだまだ葉っぱも青々していて掘りどきではなかったけれども、予想以上に良い芋が出来ていたので、もう一列全部掘っちゃえ!と言って掘ってもらった。

 


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家でジャガバタやフライドポテトにして出してあげたら、「うまい!うまい!」「カラオケのいもとは全然ちゃうな!」なんて言って、ペロリと平らげてくれて嬉しかった。

 

今年は山のアスパラ脇の休耕地に肥料をやらずに元肥の堆肥「アグリキャップ1号」をちょろっと置いて、冬に草をすきこんだだけで作ってみたけれど、綺麗な芋が出来た。やっぱりスーパー黒ボク!ええ土だなぁとしみじみ思った。

 

土の中からみみずがたくさん出てきて、キャーキャー言っていたので「みみずはスーパー生物で、みみずがいないと畑が出来ないんよ。」なんて話をした。15年後くらいに思い出してもらえれば嬉しい。

僕は採れたイモを見て、おおかみこどもの雨と雪で韮崎のおじいちゃんが言った

「草を入れたのか?なら(肥料は)いらん!」

という言葉を思い出した。( はなの畑もそうだったし、休耕地の場合に限ると思うけれど )

 

中学にとって30代というのは普段会うことのない、ある意味未知なる世代だと思う。何を話していいのかわからないのかな。と言った雰囲気を感じなかったこともなかった。自分だってそうだったはず。もっと話題の引き出しを増やさないといけないな。

 

彼女らにとって良い思い出になったのであればそれで良し!