とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

鳥取で暮らして6年目

5月はまさに農繁期。あっという間に過ぎていった。ゴールデンウィークが遥かむかし。

雨続きでなかなか乾かなかった畑が一変、雨が降らずに人も畑もカラカラになってしまった。

田植えの予定日の直前まで、田んぼに水が溜まらずに半ば諦めかけていたけれども、運良くまとまった雨が来てくれて、予定日通りに田植えが出来た。今年は新たな田んぼもお借りした。美味しいお米を作りたい。

 

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白ねぎやズッキーニの定植、人参の種まき ( すでに雑草が... )、田植え。ひとつひとつ終えて、シャーシャー言いながらこなしていく。
アスパラは立茎に入って、毎週の防除を行う。それでも病気の発生がある。アスパラも頑張っているから僕も頑張る。毎年、新植をする作物と違って、一度発生した病原菌が休眠するアスパラ。栽培難しすぎだろ!と思うことも良くある。

 

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最近は仕事やその他でも、農作業を教わる機会が多くなって来た。
農業をゼロから始めて、今まで独学でやって来たみたいなものだから、新しい発見や知識がつくことはとても面白い。鋏の使い方や、草の刈り方。身体の使い方ひとつで疲れにくい動きが出来たり、作業の効率を高めることが出来る。


「教われることは今のうちに。」いわゆる高齢化が進むこの町にいると、本当にそれを実感する。若いからといって敵わない人たちがたくさんいる。すごくかっこいいんだ。

 

鳥取に引っ越して来て5年が過ぎた。農業をしながらこの町で家族と普通に暮らしていきたい。