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米ぬか乳酸菌ぼかし(肥料)を作ってみることにしました。
・米ぬか(コイン精米所から貰ってきたもの)
・籾殻(近所の方から頂いたもの)
・油粕(大家さんが置いていって、倉庫にあったもの)
・乳酸菌発酵液(作ったもの)※
※乳酸菌発酵液
作り方は、米のとぎ汁8割に、牛乳を入れてシェイクし、こたつの中に入れて発酵させました。一日一回ガス抜きをして、綺麗に分離したら完成です。この上澄み液を使用します。
桶に米ぬかと籾殻と油粕を入れて、よくかき混ぜます。油粕は無くても良いけれど、有機物が入っていた方が発酵が進むかな。という思いもあり、暖かくなってくると虫が出て来やすいので、早めに処理しておきたいなという思いもあり入れてみました。
籾殻は分解はしづらいのですが、土壌の水持ちを良くしたり、この中に微生物が入り込んで、緩効性の肥料となるそうです。
ここに乳酸菌発酵液を希釈した溶液をかけます。希釈しなくて良いという意見や、1000倍くらいで良いう意見もあり、どれが正解かはわかりませんが、10倍くらいに希釈してみました。
ちなみに畑に散布するときは1000倍の溶液を撒いています。
水分量が大切らしく、ぎゅっと握ってダマになり、そして触るとほろっと崩れてしまうくらいの固さだといいます。水分が少ないと発酵しづらいですし、多すぎても腐敗の原因となります。良く混ぜます。
※勘違いされることが多いのですが、きちんと発酵をしたいわゆる”完熟”の肥料は臭くはありません。(多少、独特な香りはしますが)
糞尿だって、発酵し高温で雑菌が死滅すれば悪臭はなくなるのです。悪臭がするのは、未発酵で雑菌が生きており、腐敗をさせるからです。
これをビニール袋に入れ替えて、つけもの樽に入れました。
中のビニールの口をテープで留めて、上からさらにビニールを被せ蓋をして密封します。
乳酸菌は通性嫌気性菌で、いわゆる、酸素が無くても生きていける菌です。(あっても生きていける)
ここも色々な意見がありますが、今回は酸素を入れないようにして嫌気性で作ってみます。
夏場ならば1~2週間程度、冬ならば1か月以上は掛かるとのこと。切り返しは不要です。
発酵を止めるには、拡げて乾燥をさせれば良いとのこと。
自宅の蔵の軒下で保存。がんばれ乳酸菌。
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