とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

さんまの干物の作り方


北海道の羅臼へ季節労働のサケバイ(ト)に行っている友人から、大量のサンマが突然届きました。彼からの荷物はいつも突然。そして大量。

 

すごく綺麗で、ぷくっと太って脂の乗った見事なさんま。北海道から鳥取まで、氷も解けずに届けられる、日本の宅急便にも感動しました。

新鮮なので刺身で食べられるとのことでしたので、今日食べる分と、ご近所におすそ分けする分、そのまま冷凍保存する分を抜いても、まだたくさんある。これはもう干物にするしかないな。やったことないけれど。

魚を捌くのもあまりしてこなかったので、これはいい機会だと思い、練習がてら干物作りに挑戦してみることにしました。
調べてみると、背開きにして、内臓を取る。よく血を流して、塩水に浸けこむとのこと。
塩分濃度はまちまちで良くわからないので、2Lの水に対して200g位の塩を入れてみることに。これはたぶん濃度10%ってやつ。これに30分ほど浸けて、水気を取り干します。

自分の中ではいいかんじ(最後のほう)
浸けこむ、脂がすごい

本当は頭を残した方がカッコいいなぁと思っていたのですが、上手く出来ないので頭を落として、骨に沿って背開きにしてみました。サクーッと切って、内臓をとぅるんと抜けばオーケーです。

 


干し網にセットして、準備完了!
一夜干しなら、その名の通り一夜干せば良いのですが、保存させたいのでカラカラになるまで昼夜干すとします。
 
天空の干物
ネコちゃん対策の為に、高い位置に干しました。表で魚を焼いていると、良くネコちゃん達が来るので。
 

天候にも恵まれて、約4日間干して、取り込みました。カラカラですが相変わらず脂が凄いです。うまそう。
冷凍用のジップロックに入れて、冷凍庫で保存。良き日に七輪で焼いて食べることにします。
 
干物を作れるようになり、また一つ出来ることが増えました。今度は、小さいのどぐろやイカもやってみようかな。
秋の恵みに乾杯!!