先日の祭の際に、神社の桜の木を剪定して出た原木を譲って頂き、なめこ作りに挑戦してみることにしました。
原木で育てたなめこは、市販されている菌床のなめこよりも倍近くの大きさにまで成長します。一度頂きましたが、味も濃くて美味。
仕込み方は、原木にドリルで穴を開けて、そこに菌の付いた種駒を打ち込んでいきます。
調べてみると、穴の数は原木の太さ(cm) x 4とありました。後で気が付いたのですが、ちょっと多く打ち込みすぎたかもしれません。(でも、多く打てば菌が多く回るから大丈夫よ。とのこと。)
考えてみたら、年間のなめこ代が1500円を超すのか微妙なところですが、上手く出来たら親孝行に使用することにしましょう。
この種駒は鳥取のきのこセンターで近所の兄ちゃんが買って来てくれたもの。(代金払わないと、、) 木をくれたのも、ドリルを貸してくれたのも彼。きのこ先生です。
穴の深さは深すぎず、浅過ぎず。ちょうど良い深さに打ち込んでやらなくてはいけません。
そんな匠の技なのか。と初めは思いましたが、世には「きのこ種駒専用のドリル(アタッチメント)」があるのです。
ストッパーが付いていてベストな深さで穴を空けることが出来ます。これを初めて見たときには感動しました。
きのこの穴を空けるために生まれた |
切れ目や傷のあるところには多めに打ち込みます。(きのこ菌がほかの菌に勝つためかと。)
これでひとまず梅雨前まで待ちます。菌が木に回るのを楽しみにしつつ、たまには様子を見てあげましょう。梅雨前にもうひと工程があるのですが、それはまたその時に。
サクラの木であれば来年の秋にはにょきにょき生えてくるそうです。ほかの木だと再来年になるとか。
たくさん出た木のカスは、乾燥させてみます。サクラチップみたいになったら嬉しいなぁ。そうしたら燻製もやらないとな。