この間、ヘリコプターによる農薬散布の見学をさせてもらいました。きっかけは集落のスポーツ大会の後の飲み会で、ヘリコプター散布の仕事をされている方がいて、ぜひ同行したいです!とお願いしたところからでした。
twitterの投稿をまとめてみました。
少なからずでも、知ってもらえる人が増えたらいいな。と思います。こういうことを伝えていくのも、大切なことなのではないだろうか。と思うのです。
朝3時起きで、ヘリコプターによる水稲の農薬散布を見学させてもらいました。有機農、自然農のみが素晴らしくて、慣行農法、農薬は悪だ。なんて考えている人がいるかもしれないけれど、散布しても田んぼのトンボもアメンボもカエルも死にません。 pic.twitter.com/DGpCUsgkgE
— 阿久津和也 (@ineedme_jp) 2014, 7月 25
今回の散布は害虫のカメムシ、ウンカ等から防除して、稲のイモチ病、紋枯病等から稲を守る散布。野菜も米も自分が食べる量だったら、有機でも無農薬でも作れるけれど、それを売って家族を養う農家さんのことも考えて欲しいなと思います。虫が吸って黒い米があれば、収量は減るし、クレームに繋がる。
— 阿久津和也 (@ineedme_jp) 2014, 7月 25
集落ごとや団地ごとで、田植えの日程を合わせれば、成長も一緒なので、無駄な農薬の回数も減らせる。それが、減農薬や特別栽培に繋がる。農家にとっても、消費者にとっても良い事になる。だけど今は、農業だけじゃなかなか生活出来ないから、兼業農家が増えて、それも難しい状況とのことです。
— 阿久津和也 (@ineedme_jp) 2014, 7月 25
もちろん有機栽培や自然農法で、類稀な努力をして収入を得ている人がいることも事実です。だけど、一概に農薬に対して悪だという考えは持って欲しくないな。というのが僕の考えです。正しい時期に正しい量を守る事が大切だと教わりました。農薬を一番身体に受けているのは、農家さんそのものですから。
— 阿久津和也 (@ineedme_jp) 2014, 7月 25
だけど近所のあんちゃんが作って、くれたキャベツやインゲンは人生で一番うめぇなと思える程でした。自分達が食べる分を作って、無農薬、肥料は牛糞のみとのこと。スーパーの野菜を否定するならば、まずは自分で作ってみないと。
— 阿久津和也 (@ineedme_jp) 2014, 7月 25
都会に暮らしていたら、自分だって知らなかったことかもしれません。ここに来て知ることが出来たのは、とても大きな収穫となりました。
農作物を作る人たちが、お互いの良さを分かり合えて上手いことやっていけたらよいのにな。
もちろん、何が自分の正解かはやってみないとわからないから、僕も色々やってみようと思います。
朝焼けと田んぼは、本当に綺麗だった。 pic.twitter.com/niAp9ovZqk
— 阿久津和也 (@ineedme_jp) 2014, 7月 25