とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

あけましておめでとうございます

28日に仕事を納めて、29日は集落の神社の正月飾り( 門松など )を作り、30日は正月用の買い出し、31日にようやく家の大掃除。年が明けて、1日は朝から集落の神社で初詣と恒例の綱引き、午後からは初総会からの新年祝賀会。

今日は久々の何も無い日で、昼からビールでも飲んでしまおうと思い、いざ飲んでみたけれど、なんだか体調が思わしくない。明日は集落の役員会と慰労会。4日から仕事が始まって、6日にはとんどの準備。

 

そんなこんなで、こちらに引っ越して来てから元旦に帰省をしていたことはなく、昨年までは年末にバタバタと帰っていたが今回は諦めた。

 

昨年の大きな出来事といえば、どぶろく「どんでん返し」を発売まで辿り着けたこと。

これからもっともっと考えて、改善をしていかないといけないことがたくさん出てくるだろうけれど、まずきちんとした形で発売を迎える事が出来た事が嬉しかった。注文をして頂ける方や、応援をして頂ける方、たくさんの人達のおかげでひとつの商品が成り立っているということを、僕らは忘れてはいけない。

12月分の瓶詰めが終わったら、次の仕込みに入ろうと思っていたけれど、竹村さんと相談をして、さすがに正月くらいは休もう。という結論に至った。

 

農作業も少しは様になってきた( のかな )。このブログを読み返してみると、何もわからなかった自分がいて少し恥ずかしくなる。でも、その分出来る様になってきたという証拠かもしれない。身体を動かして、頭を動かして、一歩一歩進んでいく事しか出来ないよなぁと思う。

この約3年間、「農業で食っていくことは厳しい」とずーーーーーーっと言われ続けている。でもそれを言うのは、だいたいは農家ではない人だった。やってみないと分からないし、そんな芽を摘む様なことを言っていたら、農業をする人なんて本当にいなくなってしまう。

 

子どもが産まれてから、なかなか外のイベントなどに行く機会も減ってしまったけれど、こうして自分たちの暮らしている場所で、ごそごそと何かをしているのも悪くないな。と最近は思える様になってきた。

集落の人が「ここらで楽しいことをしようや」といってくれることはとても嬉しい。

こちらに来てから、「まずは自分達の生活が第一」というスタンスで来たけれど、今だってそれは変わらない。それが崩れてしまったら何をやったって上手く行かないことを知っている。大変なのはみんな一緒で、だからたまにはみんなで酒を飲む。

 

特にためになる情報もない、こんなブログをいつも読んでくれる方々、ありがとうございます。本年もよろしくお願い致します。