とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

そろそろ雪にも飽きて来た

まだ降るのか。と思ってしまう雪。前回の雪よりも湿り気があって少し重い雪。これは春に近づいている証拠なのだと聞いた。今回の雪は佐治の山沿いよりも市内の街の方が大変そう。佐治の90cmと市内の街の90cmでは同じ積雪量でも意味合いが違って来る。

引っ越して来て一年目に雪道で車を大破させた僕も、今回で雪道の運転にも少し慣れて来た。「もしスリップしたら、ハンドルを滑っている方向の逆に切れば良いよ。」なんて言われていたが、実際の場面に遭遇しないとわからないもので、その感覚も要領を得て来た。百聞は一見にしかずだなぁ。

 

集落の自警団活動で、除雪車が入れない道の除雪と、雪の重さで道路に掛かっている竹の伐採を行った。当日、寝坊をしてしまい身体と頭が起きないまま出てしまった結果、どんくさい動きになってしまったことを反省。加えて消火栓の確保や独居の方の家の周りの除雪。こうやって皆の暮らしを維持していく。( これを書いている時に、家の前の消火栓ホース庫が雪ずりで埋もれかかっていることを思い出したからやっておかなくちゃ)

 

空き家バンクの管理をするさじ弐拾壱の方から「先月、他県から引っ越して来た夫婦と会ってみないか?」という提案を頂き、快く承諾。同じ集落ではないけれど、近所に住まれている方で少し気になっていた。

 

” お会いする場所はうちで大丈夫ですよ。" と決めたのは、ここぞとばかりに荒れ果てた家の掃除を一気にやってしまえるきっかけが欲しかったからというのも有。

休みの日に一人で子守りをしながら、家の片付けや掃除をするのは至難の技で、片付けても片付けても何故だか散らかっていく。たまに二人の休みが被る日も、買い物に出てしまったり、何となくやる気が出なかったりでズルズルと来てしまった。

きっかけがないとなかなか動く事が出来ない。というのもよろしくないことはわかっているけれど、おかげさまで綺麗さっぱりにすることが出来て、気分も晴れやかになった。

 

お二人は良い意味で力が抜けていて良い雰囲気だった。

居間に飾っている、柳沢慎吾の( 見ると元気が出る )ブロマイドに反応をしてくれたから、きっと良い人だ。


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僕自身は移住者同士が集まってコミュニティを成している場所というのは、なんだか得意ではないのだけれども、実際に会ってお話をしてみると年齢も近くて同じ様な境遇の人が近くに居るという事は心強いなぁとも思えた。

彼らも近い考え方を持っていて、何かをする時にはお手伝いでも出来れば良い。やりたいことがあってこのような場所に来ているわけだから、ぜひやりたいことを実現させて欲しい。自分達もそうだから頑張らねばと思わせてもらえた。

 

今度、たこ焼きしましょう!と約束をした。