とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

ここまで来た

今日の作業は朝仕事と午前中の少しの時間のみ。

朝仕事の前には朝6時から、集落の神社の清掃を行った。

 

堆肥撒きは3年目に入ったアスパラの畝に取り掛かる。まずは除草作業をすることにした。昨年、雨が多かった為か表土が固くなってしまっていたので中耕もすることにした。最初はギザ刃の鎌で除草をしていたけれど、もしやと思いスボッ!と手でやってみたところ、こちらの方が除草も中耕も一緒に出来るし、アスパラの根を傷つけることが無く、楽なことがわかった。

手を入れてみると、表面は固いけれどそこを崩せばふかふかな土で、ミミズも出て来て嬉しかった。地道な作業だけどもザクザクと手で耕して行く。

 

作業を終えて、農協の「アスパラガス目合わせ会」に出席をする。

この会では出荷の方法や、注意点、等級別の実物を見て確認をさせてもらえた。配られた資料に書いていない細かいこともベテラン農家さんが教えてくれた。僕以外は60歳以上の方々に見えた。

農協出荷というと、完璧で綺麗なものしか通らないというイメージがあったけれど、等級が細かく設定がされていて、少しだけほっとした。

出荷が始まったら、半年間ほぼ休み無しでアスパラを出荷して行くことを考えたら、身が引き締まる思いだ。

 

お昼を挟んで、町の方が販路を紹介してくださるとのことで説明を聞きに伺った。

こうやって自分たちのことを考えてくれる方々がいることは、本当にありがたいことでたくさんの支援をしてもらっている。凝り固まらずに色々な選択肢を持って、柔軟にやっていければ良いな。

町の人達と一緒に何かが出来ることも楽しみのひとつになる。

 

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注文をしていた肥料が届いた。

ミネラルなどの微量要素も加えてみようとのことで「ミネGスーパー」を導入。

ぼんぼん使うものではないけれど、定期的に与えてみて様子を見てみようと思う。

 

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肥料は有機資材だけでやってみようかなと思っていたけれど、昨年やってみて化成肥料も使用して行こうという結論に至った。高度化成は使用せずに、他の資材とのバランスも考えて有機60%の普通化成。その名も「いなば有機」。

 

畑のことなんか何もわからなかった3年前。ついにここまで来たんだな。