とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

新しい年

年末年始は実家に帰省をした。正月を実家で過ごすのは鳥取に引っ越してから初めてのこと。集落の区長さんに承諾を得て、元旦の初総会を欠席させてもらった。

冬くらいしか帰省をすることが出来ないので、ここぞとばかりに。田舎の盆や正月は忙しい。出発の日も神社の正月飾り作りを手伝い、急ぎ足で空港に向かった。

 

都会の人の多さや、空気に慣れていない娘は大半の時間、不機嫌で「とっとりにかえろう!」と言っていた。色んなことがわかってきた証拠かもしれない。

そんな様子を見た親戚のおじさんが妻に言った「来年は来るなよ!」という言葉には、えも言われぬ優しさが詰まっているなぁと思った。

 

初詣には実家のすぐそばにある「志演尊空神社」に参った。ここは江戸で出た生ゴミなどを利用して、江戸野菜の促成栽培を行なった発祥の地らしい。なんだかご利益がありそうだ。毎年購入している佐治の交通安全お守りを買うことが出来ないので、ここで購入。

お札などを焼いている煙の匂いや、地面の砂なんかで何かを思い出したかのように、娘の機嫌良くなったのは驚いた。

 

結局、「年末年始に実家で朝から酒を飲みダラダラする」ことは一日も出来なかったし、妻と鳥貴族にも行けなったけれども、いつもうちに遊びに来てくれる同級生の太一と居酒屋に行ったり、根津のタナカホンヤでタナカさんや二語さんと話をすることが出来た。

 


f:id:tottoridekurasu:20180119155217j:image

 

前々から計画性のない自分を自覚していたので、そろそろ少しはきちんとしようと思い、手帳を購入した。これまでに3000円もする手帳を買うことはなかったけれど、自分への続けるプレッシャーをかけるために良いものを購入した。時期が時期だったので20%オフだったし。

いろは出版の「SUNNY」という手帳。予定はもちろん、毎日の記録を少しでもつけていければ良い。

 

それでどうなるってわけではないけれど、自分の中で色々と整理が付くかもしれない。毎日毎日のスピードが早すぎるから、忘れてしまっていることもたくさんあるはずだ。

 

 f:id:tottoridekurasu:20180119155227j:image

 

9月の20日頃に定植をした、白菜、キャベツ、ブロッコリーが天候不順の為か、「うまくいけば春の収穫」になってしまった。( 白菜はとう立ちしてしまうかもしれないから、自家消費かなぁ。) 12月頃には販売出来るかなぁと思っていたけれど、農業っていうのはこういうことがある。最近の葉物野菜が高騰している理由もわかる気がする。

 

そんなこんなで、冬はどぶろく、除雪、宴会バイトの仕事をしている。

冬の収入源が不安ではあったけれど、この町でなんとか仕事をして稼ぎを作ること出来ている。正直、まだまだだけれども、ありがたいことである。

農作業が出来ないぶん時間が出来たので、領収書をまとめたり、家の整理をしたり( これがなかなか片付かない。片付けても二日で戻る、、 )トゥードゥーってやつを手帳に書き込んでみたりした。

 

冬が来る( 雪が積もる )のにも焦っていたけれど、ダラダラしていたら春が来てスタートがかかる。今出来ることをやっておかないとな。 いらないものは処分して。