4/28 (土)に湯梨浜町のさくら工芸館横の体育館で開催をされた、あふりらんぽのライブ、「あふり春らんぽ」。音響を勤めさせてもらった。東京に居た頃にしていた仕事。今では全く違う仕事をしているけれども、こちらに来ても必要とされる機会があることは嬉しい。
ライブハウスの様な場所であれば、もし何かが足りなくてもどうにかなるけれども、何もない場所で行うライブを一から組み立てることは大変だ。ケーブル一本が足りなくても代わりのものが無い。都会と違って買いに行くことも出来ない。前日までに、必要以上のケーブル類や、あれやこれやの準備をした。
当日の朝、アスパラの収穫、袋詰めをする。その日のアスパラは、出店をするtakemurateiにて販売をしてくれる事になったので、直売所での販売はなし。おかげで、出荷に出る時間を取られずに、会場へと向かうことが出来た。
佐治から倉吉に向かうには、ぐるっと回って国道9号を通るよりも、辰巳峠を抜けて一度、岡山県に入り、山道を抜けた方が早い。夜は真っ暗だし、鹿などの動物も出て怖いから国道を使うけれども、この時期の昼間はとても気持ちが良い。
LUNA SEAのStormを流しながら、峠を越えて山道を走り倉吉方面へ。
サウンドチェックで大音量で聴いてみたかったので、プレイリストを分けて入れておいたけれども、準備にバタバタとしてしまい流し損ねてしまった。
最近の肉体労働でぐったりしているとき。これを聞いたらテンションが上がって頑張れた。音楽の力はすごいな。LUNA SEA かっこいいい。
たくさんの方々からお借りをした機材で、なんとかやりくりを出来た。最小限の機材であっても、各出演者は素晴らしいライブを見せてくれた。
本当はもっと良い機材を用意したいけれども、これが本職なわけではないので、ここに投資をするほどの余裕は無いんだよなぁ。今、良いアンプを買えるのであれば、運搬機を買ってしまう。
けれども、ひとつのイベントを成功させるために、たくさんの人の力が合わさっているのが田舎のイベントの良いところでもある。休日の真昼間の体育館。目の前で仕事をする重機の音、会場に集まった人達、子供たちの声、おとうさん( 犬 ) の鳴き声。そこにあるもの全てがライブの大切な要素になっていた。