ついにアスパラの収穫が始まり、出荷を始めた。朝5時半位から収穫をして、家に持ち帰り調整、選別、出荷という作業を朝のバタバタと共に行うのはなかなか大変だけれども、こればかりは家族で慣れていくしかない。勤めに出ている妻も、ラベル貼りをしてくれたり協力をしてくれる。
まだ始まって4日目だけれど、だいたい14時くらいに睡魔に襲われて仮眠を取っているので、バテないようにしないと。アスパラの収穫は10月まで続く長期戦でもある。夏は朝夕の2回になる。
出荷だけに手を取られていると、他の作業がおろそかになってしまう。ある程度の一日のスケジュールを組まないといけないなぁというのも、出荷を始めてわかって来た。
家族で分業にしている農家さんが多いのも納得。でも、うちにそんな金銭的な余裕はないので、今はこれで頑張るしか無い。いつかは家族で出来れば良いなぁ。なんて思いながら。
僕の注文が遅かったのかもしれないけれど、農協への共同選果用の出荷資材が揃わないのでとりあえずは直売所に出してみよう。ということで、今週の水曜日から河原町の道の駅の直売所に出してみた。初日は11袋納品で10袋をお買い上げ頂いた。売れた!と知った時は感謝の気持ちと共に本当に嬉しい。また買ってもらえるようなものを出していかないと。
お買い上げ頂いた皆さま、本当にありがとうございます。
昼と夜に売上速報メールが届くのだけれども、これまで登録をしてから1年位出荷をしていなかったので、読むことの無いメルマガみたいになっていたけれど、届くのが楽しみでもあり、開くのがドキドキするメールへと変化した。
" 山のうえのアスパラ " というのは、ほぼ思い付きだけれども、なかなか語呂が良くて気に入っている。最近の日の入りが午前5時過ぎ位なので、ちょうど山の畑に上がる際に太陽が昇ってくる。それを見ていたら、凄いところで働いているなぁ。としみじみ思ってしまった。「山のうえで育てているんだ。」
この時期の早朝の山は熊が出て来そうで怖いので、携帯ラジオを最大音量で鳴らしている。朝の澄んだ空気と鳴り響くラジオの音はとても気持ちがよい。近隣に人家があったら出来ないことかもしれない。
直売所で販売をするにあたって、梱包もいろいろと考えた。
ラベルを製作して、切って貼って、鮮度保持パックに入れて、口をテープで止めて。という作業は面倒だし資材費も掛かるかもしれないれど、野菜も自分の作品みたいなものなので、かっこよく送り出してあげたい。自主制作のCD-Rを作っていた時を思い出した。
立派な袋に入れなくてもええよ。とも言われたりするけれど、直売所に出すときは、目を引く様な手に取って貰えるようなジャケにしたい。と前々から思っていた。鮮度保持パックに入れたほうが美味しさが保てますし。
" 美味しいものを出したい "という気持ちはもちろんだけれども、パッケージやちょっとした説明、そこからこのブログに来てもらえたら、作っている人間や畑の様子を見ることが出来て、同じ野菜がもっと美味しく感じられるのかもしれない。( 逆になんだこいつは!と思ってしまうこともあるかもしれない )
日に日に収穫量も増えて来たので、そろそろ出荷資材が揃わないと大変かも、、
近日中に「山のうえのアスパラ」の紹介ページを作成します。
出荷が始まると、こうやってインターネットで情報を発信する時間もなかなか取れなくなることがわかった。SNSはスマートフォンでも現地でぱっと出来るけれど、ブログの様に文章を練って校正をして出す。というものはやはりパソコンじゃない厳しい。
今日は子守りで娘が昼寝をしている隙に。