以前から研修を進めていたどぶろく製造。
ついに保健所の許可が承認され、佐治町たんぽり荘での試験製造を始めました。
プチプチと音を鳴らし、醸すどぶ |
どぶろく(酒)の主原料は、米と麹と水、それに酵母を加えて発酵をさせていきます。
どぶろくは、いわゆる搾っていないもろみの入った日本酒。
法律上、どぶろくは”濾してはいけない”となっているので、どぶろくを濾したら濁り酒、搾ったら日本酒。
米を良く研ぎ、吸水をさせます。理想は吸水率が30%。気温や米の精米度合、浸漬しておく水の量で変わります。
産業技術センターの研修では、大きなポリバケツに水をたくさん入れて浸漬をさせていました。水の量が重くなるとその分、米が吸水をするそう。
米は蒸し冷まします。
実際は蒸しても炊いても良いとのこと。雑菌の繁殖が無く、発酵してアルコールが上がり、かつ美味いものが出来ればOK。
技術センターの方はどぶろくは自由度の高い応用の効く酒だと。
全国どぶろく大会で飲んだものの中に、ヨーグルトっぽい乳酸菌を入れているであろうどぶろくもありました。
麹は、冬になると毎年味噌づくりをしている、お母さんグループと一緒に作りました。
町の人はもちろん、たくさんの人が関わってもらえたら嬉しいなぁと思います。
全国どぶろく大会で飲んだものの中に、ヨーグルトっぽい乳酸菌を入れているであろうどぶろくもありました。
麹は、冬になると毎年味噌づくりをしている、お母さんグループと一緒に作りました。
町の人はもちろん、たくさんの人が関わってもらえたら嬉しいなぁと思います。
これが酒造免許を得たものだけが手にすることが出来る酵母。
一般的に酒造りに使われる'" 協会7号酵母"と、さわやかさが際立つ" アルプス酵母 "の2種類が候補としてあがっています。
初めて現場で仕込みをしてみて、足りないものに気が付いたり、温度管理の難しさに悩まされたり。全てがそろったセンターとは違う条件に四苦八苦しています。
予定ではこれから試験製造を繰り返し、春のたんぽり荘まつりにて試飲を開始、何度も試作試飲を繰り返し、秋以降に製品として販売を始めることが出来ればと考えています。
これに伴って、現在どぶろくの名前の募集をしています。