とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

近況

ブログが更新出来なくなってしまった。

鳥取を離れたわけでもなく、農業をやめたわけでもない。

 

昨年より1年間地元の梨農家さんで修業をして果樹園を譲渡して頂き、今年から梨農家として生産し販売をしていくことになった。それは今も変わらないのだけれども、急遽3月に地元の企業で働かないか?というお誘いを受けた。

果樹園や畑と週5の仕事を両立することなんて出来ないだろうと思ったけれども、会社の人と梨の師匠とも相談をして、働きながら梨が出来るようにサポートをしてくれるという条件で、その話を受けることにした。

 

家族を養っていかないといけないから、安定的な収入があることは第一で、様々な技術も身につけることが出来るということも大きかった。自分に足りないのはお金と技術だということはわかっていたから、有難い話だ。

 

働き始めてまだ4カ月。この仕事が続けていけるのだろうか。

確かに安定的な収入があること大きい。

けれども極端な話、梨と畑が出来れば仕事なんて、気持ちよく働ければなんでも良いのではないかと思い始めた。そして何よりも身体や健康が大事だ。このままだと本当に身体が壊れてしまいそうだ。

 

なんとか梨は収穫まで辿り着くことが出来た。もうすぐ一番楽しみな収穫が始まる。

もっともっと梨の勉強や作業をしたいと思ってしまう。なんだか中途半端じゃないか。と自分に思ってしまう時がある。自分の知らぬ間に「言わないけれどもこれをしてくれているな」と気が付いてしまうことがある。自分で気がついてやらないといけないことなのに。教わることが出来る時間は限りがある。

 

妻が梨を手伝えばいい。という意見を言う人も中にはいる。妻は働いて家計を支えてくれているし、忙しい作業も手伝ってくれた。保育園が休みの日には娘を職場に連れて働いている。娘だってみんなで遊びに行きたいだろうに、そんな形で協力をしてくれている。

うちはここが実家なわけでもなく、家のことをしてくれる人は自分達以外にいない。家にはそれぞれの事情や環境がある。

 

急遽出来た盆休み。最近は炎天下の外仕事に忙殺をされて、朝も起きれなければ、仕事終わりに自分のことが出来る余力がない。毎日が体力の限界だ。

正直、休みの日に草刈機を持ちたくないけれども、午前中に自分の田んぼの草刈りを済ませて、休憩中にこれを書いてみた。

これから果樹園に行こう。果樹園で仕事をしている時は最高に楽しい。活きた仕事をしていきたいよ。だから東京からここに来たんだ。