とても愛着を持っていた、三菱のミニキャブが廃車となった。
車検が近づき車屋さんに出したところ、バンパー内のプレートのサビが酷くて、最悪走行中にエンジンが落ちてくる可能性があるとの判断で、車検は通さずに廃車となりました。修理をするにしても、新しいのが買えてしまうくらいの値段。
もともと高いものではないのですし、乗り心地が良いわけでもない。エンジンはブオンブオンいうし、ワイパーもうるさいし、フロントのボンネットが無いため体感速度は凄いし。
けれどもこの車のおかげで、マニュアルペーパードライバーを克服することが出来て、運転にも慣れることが出来た。
子どもが産まれる前に、この車で妻と姫路まで行ったり、この一年間たくさん走った。都会へ出たら、うちの車ボロいなと思った。
MT車のガチャガチャと、安心感の無い細いハンドルで「車を動かしている!」という感覚が好きで、前オーナーによって付けられた、大きな外付けスピーカーもイカしていました。
いろいろと思い出が詰まった車。見た目も気に入っていて、同じものがあるのであれば、また欲しいくらい。
ここらでは車は毎日乗るものなので消耗品と考えて、ある程度の値段のものを買い、きちんとした車庫なりで保管をしないと長くは乗れないのかも。
鳥取に引っ越してくる前に知り合った移住デザイナーみたいな人に、「軽トラなんて2,3万円で買えるよ〜」なんて言われて、鵜呑みにしていましたが、絶対に買えないです。あるならば売って欲しい。手数料込みで5万円程で。
軽バンや軽トラの、働く車の需要が高まって来ていて、値段が上がって来ているので、貯金をしながら希望のものが出てくるのを待ってみることにします。