とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

寒波がやってきて、春がくる 協力隊制度について思うこと

寒波がやってきて、春がくる 協力隊制度について思うこと

先日はこの冬最大の積雪量でした。

最強寒波だってニュースでは騒いでいるけれど、度々に最強を更新し過ぎではないでしょうか。
冬は寒いし、夏は暑い。それを感じられなくなってしまう方が怖い様な気がします。

こんな天候で、畑に出れないもんだから、栽培計画を立ててみたり、研修(セミナー)に出席したり。

正直、セミナーはあまり好きではないけれど。
他の地域の事例ばっかり発表して、何になるのでしょうか。そんなことはインターネットでもわかることではないでしょうか。

その土地によって、条件も違えば、人の気質も違う。他が何をしているかよりも、自分が何をしているかの方が大切だと思いますし、今、暮らしているこの場所で出来ることは何なのか。を考えた方が、よっぽど建設的な様な気がします。

八頭町の協力隊の方の活動報告があって、”協力隊制度を利用して自分のやりたいことを実現する。”というお話をされていました。僕もどちらかと言えばそういう考え方で協力隊になったものだから、そんな人がいることが少し嬉しかったりしました。

他所から来て、その町で自らの力で稼ぎを得て、自立をする。暮らしていく。
そんな人が出て来ることは、イベントを起こすことや、一時的にメディアに取り上げられることよりも、それこそ”地域おこし”なのではないかと僕は思います。

行政的な目線で言えば面白くないかもしれないけれど、僕らはここにボランティアをしに来たわけではなくて、ここで生きていくために、あらゆるものを手放して来た。ということ。

早いもので、もうすぐ2年目になります。今年は挑戦の年になりそうです。
30歳手前にもなって、挑戦が出来る時間が与えられる。協力隊制度に助けられてますし、思いっきり利用をしてやろうかと思います。



心配だった庭のブロッコリーが、脇芽を出してきました。
ヒヨドリがキャベツを狙いにやってくる。春はもう少し。


 
朝、職場に来たら、猪肉の炭火焼きが置かれていました。ありがたくいただきます。