とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

自分で自分の食べ物を作るということ

庭を開墾して作った畑で、野菜を収穫しました。
5月末にこちらに来て6月の半ば過ぎに植えたから、成長は遅いけれどしっかりと実ってくれて嬉しいです。
 

 

オクラは毎日毎日、実をつけてくれます。一日取らないでおくとグングン伸びてしまう。でも市販のオクラよりも少し大きくして角ばらせたほうが、歯ごたえもあり美味しいような気がします。伸ばしすぎると固くなってしまうけれど。

トマトは脇芽を切ったものを頂き、植えたもの。最初は死にかけだったのに、こんなにも成長をするんだなぁと感心させられました。
全部一緒のトマトかと思っていたら、2/3はなんとフルーツトマトでした。全然大きくならないし、赤くならない..なんて思っていた自分がばかでした。食べてみると、すごい甘さ。
 
最近の天候不順で、野菜の価格が高騰しているので(この時期にきゅうりが一本100円以上という信じられない事態。)自分で食べるものを作れることは、非常に大切なことだと感じます。自分たちが食べる分くらいであれば、わりと簡単に作れるということを知るのも大切。
 
今回は、土に腐葉土と有機培養土だけを混ぜて作ってみました。農薬も化学肥料も使わず、ありのままに。(自然栽培の人から言わせれば、有機培養土は違うらしいです。)
別にオーガニック志向ではないのですが、それだけでどんなふうに育つのを見てみたい。というのもありました。
いろいろな栽培方法があるけれど、ずぶの素人の自分は「まず野菜が出来る喜び」を感じたいと思ったのです。とりあえず"いい感じ"にやってみようと。
近所の方から頂く野菜からは「こんなにうまいもんが作れるんだ!」ということを学びました。
 
これから先、いろいろと試した中で、自分がこれだ!と思うものを選択していこうと思っています。どれが善で、どれが悪だなんてことはないと思うのだが。
 
野菜作りも、糠床を混ぜるのも、コーヒーを淹れるのも。音楽を作るのも、その中で何がどのように作用をしているのかを想像しながら何かを作ることはすごく楽しい。