晴耕雨読とは言うけれど、そうも言っていられない。少しくらいの雨ならば、土をいじらずに出来ることを。
小雨の降る中、立茎を開始させたアスパラに、倒体防止用のフラワーネットを設置。
昨年の冬の作業が間に合わずに、ネットを畑に置きっぱなしにしてしまったせいで、ネットがだいぶ壊れてしまっていた。とりあえず手元にあった麻ひもで補修する。
まあいいか。と手を抜いたところには、必ずどこかでしっぺ返しをくらう。ちょっとしたことの積み重ねで手間を省くことが出来るのだと反省した。
溝を掘っていると、人力では取れないほどの大きな石が埋まっている場所があった。
ここに植えても根が勝てない気がするので、穴を掘ってシートを張って、雨水が溜まる様にしてみた。農家の方から水が無いところでは、そんな風にする方法があると聞き、いかに工夫をするかだと思った。ブルーシートではなく、オレンジシートにしてみた。おしゃれ。
隅に植えたじゃがいもが元気に芽を出して来たので土寄せ。今年植えたのは、キタアカリと十勝こがねという品種。畝を立ててからではなく、溝を掘って植える方法にしてみた。その方が土を盛りやすく、出来てきたじゃがいもが露出しづらいのではないだろうか。間に入れた肥料は油かすと発酵鶏糞を混ぜたもの。
キタアカリは栗じゃがとも言われる、甘くてホクホクした品種。男爵ほど煮崩れもせずにオールマイティに使える。十勝こがねもホクホク系で味も良い。一番の特徴としては芽が出にくいということ。昨年に収穫をした物をうちではまだ食べている。
作業自体はだいぶこなれて来たけれど、計画には間に合っていない。ぼちぼち頑張っていこう。