とっとりで暮らす

東京から鳥取へ。佐治町という小さな町に引っ越した人のブログです。

都会にいようが、田舎にいようが。

 

水曜日から山形県朝日町出身の友人、のぼりんこと登坂尚高が鳥取にやってきました。
先週末に東京から屋久島まで、ヒッチハイクの旅を行っており、予想以上に早く(2日間で)屋久島へ着いてしまった為、その帰り道に我が家へ立ち寄ってくれたのでした。

 

 


今日はたまたま梨狩りの手伝いをする日で、のぼりんも誘い梨狩りへ。
小学生が体験授業で行った、袋がけをした梨の収穫でした。
採れたての梨はみずみずしくて美味。のぼりんの鳥取満喫っぷりに、彼の引きの強さを感じずにはいられませんでした。

「東京は会いたい人がいて、行きたい場所があるから好きなのかも。」というのはこちらに来る前に考えていたことで、「会いたい人には会いに行くし、会いに来てくれる。」という自分勝手な考えを持っていましたが、あながち間違いでもなかったのではないだろうか。と最近は思います。
こんな場所に住んでいても、「明日行ってもいい?」と連絡をしてくれる人がいることは、非常に幸せなことです。

ここ3か月くらいで、いろいろな人が我が家を訪れてくれました。
季節労働で北から南へ飛び回り、石垣島からスーパーカブで来て東京まで帰った小中学校時代からの友人。妻が東京から帰る夜行バスで知り合った女性。ライブハウスで知り合って、連休を利用してきてくれた友人。民泊事業で知り合った東京のご家族(さっそくお手紙と写真を送ってくださいました)
勝手な思い込みかもしれないけれど、遊びに来た人を役場の人や町民の方に紹介すると、なんだか嬉しそうで僕らも嬉しくなります。

佐治や鳥取の「特に何も無いけれどなんか良いな」という空気を感じてもらって、地元に帰って、それを伝えてもらえれば嬉しいなと思います。そしてまた遊びに来てくれれば嬉しいです。
微弱ながらそのような繰り返しが、色々なきっかけになればいいな。なんて思うのです。